イヌワシといえば1965年天然記念物に指定されている。希少動物で、英語では「ゴールデン・イーグル」つまりプロ野球チームの楽天のマスコット。
関西・・・中国山脈系ではつがいでいるのは、オーベルジュ花郷里のある小代だけだという。
学生時代からずーとイヌワシを追いかけている井上さんにイヌワシの見方の手ほどきを受けた。
・・・でも見えない。日も暮れたので、とりあえずビールタイムにした。
翌朝、日が昇るとイヌワシは餌を求めて飛び立つという。
それが帰ってくるのが9時頃だという。一杯飲んでいるから本当か嘘か分からない。
翌朝9時・・・・
空を眺めるもイヌワシの姿は見えない。ちょっとツリーハウスの様子を見に行った。
その時!「イヌワシが出た!」という声を聞き、ウッドデッキに駆け上がり、双眼鏡を構えた。
・・・しかしなかなかイヌワシを捉える事が出来ない・・・が雲の所にイヌワシ発見!
隣で田渕さんも(農業法人グリーンパパの代表で、小代のまちづくりを推進してきた人)も「初めてみた!」と声をあげている。
田渕さんが見ていないのだから、小代の多くの人も見ていない。
井上さんに言わせると、中国山脈で番でいるのはここだけだという。
イヌワシは上昇気流を捉えて、トンビのように輪を描きながら上昇している。
その時、小さな点が現れた!
するとイヌワシは急降下して攻撃をした。 それも2度・・・
井上さんが「珍しいものが見えましたね」といった。
縄張りを侵す鷹をイヌワシが攻撃した。それも2度も徹底的に襲ったという事は、巣に雌とヒナがいる証拠だという。
トンビのように羽を広げて舞っていたかと思うと、羽を織りたとんで急降下した。なかなか見れない光景だという。
その後イヌワシは、氷の山の方向に飛んで行った。
けっこうなスピードだ。双眼鏡で見ていても、僕の視力では見えなくなってしまった。
イヌワシが、自分の狩り場に向かったそうだ。
その後、狩りの帰りを待ったが、イヌワシは現れなかった。
オーベルジュ花郷里の庭から見えるとは思わなかった。今後お客様の為に双眼鏡を用意しておこう。そしてイヌワシの資料も用意しようと思った。