有馬温泉の温泉の不思議の一つが海水の1.5倍から2倍の塩分濃度がある事。有馬の泉源の中では天神泉源が一番塩分濃度が高く、約6%あります。
そして火山のない近畿地方ですが、有馬の地下200mから湧き出ている温泉は100℃近くあります。
「温泉たまご」というと黄身が固まって白身が固まっていない状態を一般的には指しますが、温泉の泉質によって色々な温泉玉子が出来ます。
例えば箱根の大涌谷では硫黄分があるので玉子が黒く変色します。有馬の温泉玉子は温泉が高温なのでとうぜん固茹で玉子になってしまいます。そして何とか温泉の塩味を玉子に加える事が出来ないか試行錯誤して、塩味の付いた温泉玉子を作り上げました。
手間がかかる為に現在は一日わずかしか作っていません。有馬の温泉街の「有馬市」や「バーニュールンベルグ」等でご用意させて頂いております。是非一度、有馬の温泉玉子をお試しください。ハイキングのお供や小腹がすいた時に如何でしょうか?