セキ招福豆とセキ碑文 御所節分

2014年1月5日 小ネタ, 有馬温泉の歴史と文化, 陶泉 御所坊

 

鬼門避け

鬼門避け

 

御所坊の玄関左手に石碑が建っています。暫く・・・のような字が彫られていますが、サンズイに暫くの上部と日でなく耳になります。

これでセキと詠むのですが、左下の方に「一切鬼祟遠離千里」と添えられています。

人が死ぬと鬼となり、人々は鬼を見て恐れます。そして鬼が死ぬと“セキ”になり、鬼はこれを見て恐れて逃げ去ります。その逃げ去る距離が千里・・・つまり4.000km転じてはるか遠くという事になります。

有馬温泉は六甲山の北向きの斜面、標高400mの所に位置しています。多くの施設の玄関は北方に設けられています。そこで御所坊は鬼門除けの意味を込めてセキの碑文を設置しています。

節分の豆撒きで「福は内、鬼は外」の掛け声がかけられますが、鬼の名のつく殿様の所領では「福は内、鬼も内」と言います。有馬温泉は水軍で知られた九鬼家の所領でした。その為に有馬温泉では「鬼も内」と掛け声をかけるのが正しいのです。

セキ招福豆

御所坊の節分では“セキ招福豆”をご用意しています。大豆を一晩水に漬けて揚げ味噌を絡めます。結構美味しいと評判です。

そこで大豆を黒豆に替えて通年も前菜の一品として、焼物のあしらい等にお付けしています。

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