レストラン・食事処 周辺エリア 篠山

古民家再生 限界集落活性の町 篠山 「集落丸山のひわの蔵」

集落 丸山は有馬温泉から1時間弱・・・・

篠山城の北、約4kmの所にあります。

12軒のかやぶき屋根の集落ですが、空家が5軒。そのうち空家を3軒宿泊施設にして、そのうちの1軒に「ひわの蔵」があります。

有馬温泉周辺お勧めスポットとして、その「ひわ蔵」の紹介です。

ひわの蔵がオープンしたのが2009年10月10日。その年のクリスマス時期の昼間に行く機会がありました。
まずは篠山の某場所に集合しました。

メンバーは生産者・加工者・デザイナー・マーケティングの専門家・販売者・・・そして行政が手を組むと何かが生み出されるのではないか!? という悪だくみの会食会でした。

有馬温泉には「有馬の湯の談合」という言葉があって、この言葉は広辞苑にも載っていますが、「よからぬ謀(はかりごと)」という意味です。
それだけ有馬温泉は秀吉をはじめ、裏の取引や談合の場となってきたようです。
良い話かどうかは分かりませんが、「有馬温泉」という言葉が出てくるのが、僕は愉快だと思っています。そんな土地はないでしょう?

まさしく会話は「高談娯心」

食は・・・美味しかった!

まずは丸山集落でとれた柚子を器にして、牡蠣のアミューズ
始め黄色いものをフライパンで焼いていたので、何かな?
それが柚子だと気がついて・・・まさか牡蠣を入れるとは思わなかった。
牡蠣が冷めないようにしていたんだ。

地元産でないのはレンコンとアナゴだけという、地元野菜と明石のアナゴのオードブル
蕪の甘みが印象的だった。

スッポンと茸のスープ
和食でもフランス料理でもスッポンは良く使用される。もともとヨーロッパ人はウミガメを食べていたので、スッポン料理は発達したのだろう。
「来年はスッポンと泥鰌を飼うぞ!」と言っておられた。

ヒラメと地元産のコメと鱈の白子を使った魚料理
「米」は日本では主食に用いられるが、フランス料理では付け野菜の立場になる。
集落丸山の米をリゾットにしてあった。
このように高柳さんは出来るだけ、集落丸山でとれるもの・・・
篠山で・・・と食材のこだわりを持っています。

ただ高柳さんが開拓している畑の野菜は、まだまだ時間がかかりそうです。

イノシシのステーキ。・・・はじめ強火であぶった猪の肉の塊をコンベクション・オーブンへ
でも高柳さんは、この狭いカウンターの中でよくやるわ! と作業を見ながら感心していた。
ステーキにはキンザンジ味噌が添えられてあった。
スッポンのスープもそうだったが、醤油味も使われていて、集落丸山の料理を完成させる上で、伝統的なフランス料理の手法に固守していない事が、良く伝わってくる。

栗の渋皮煮とデザート
高柳さん自身が、今年取れた栗を使って漬けたそうだ。

久々においしいランチと高い志の話で愉快な時間を過ごす事が出来た。

有馬温泉から車で約1時間。篠山の町並み散策や丹波焼・立杭焼の里の窯元を巡るのも楽しいと思う。
お泊まりの前日や翌日に集落 丸山へはいかがでしょうか?

高柳好徳さんは2011年春から有馬山叢 御所別墅のシェフも兼ねてもらっています。

有馬里駐車場

有馬里駐車場

有馬里駐車場は、有馬最安クラスの1日料金(平日:550円、土・日・祝前日・祝日:600円)さらに、提携店割引サービスもあり!電気自動車の200V充電スポットもご用意してます。

有馬温泉をたっぷり楽しむための情報を発信しています。

POPULAR POSTS