糠床を作るのに色々聞いてみると「古い糠床を少し分けてもらう」「ヨーグルトを混ぜる」「ビールを混ぜる」というのがある。御所坊の調理長は「エビオスを入れる」という。
つまり乳酸菌を入れるということだ。
だったらどのような乳酸菌を入れたらよいのか!? ヤクルトやカルピスというのもある。
先日知人からH61という未発売の乳酸菌のサプリメントをもらった。説明書を見てみると・・・
乳酸菌で唯一、老化抑制作用(特許)を示す、乳酸菌H61と記載されている。
老化を止めるということは、皮膚が若返り・・・・これって本当に効くのだったら女性に喜ばれるのではないかと考えた。
・・・でもこの手の奴は効果が本当にあるのかどうかわからない。
ちょうどこの関係者用の試供品をもらった日の午前中。ある人を知り合いの整形外科にお連れした。
レントゲンを撮り、先生の説明を聞くと、背骨の一つ一つは正方形のような形をしているが、そのうちの一つが薄くなっている。つまり骨折をしているという。
治らないが、週に一回注射を打ち半年続けると痛みは取れるという。
さらなる骨折を避ける為にはコルセットを付けなければいけない。
もらったサプリメントを届けた。
それから1ヶ月がたち、電話がかかってきた。
「今日医者に行ってレントゲンを撮ったのだが骨が再生していて医者がびっくりしている。もう注射も打たなくてもよいと言われたが、あと一ヶ月続けることにした。」
あ! 本当に効くのだ! さっそく知人にこのことは報告し、「この錠剤を砕いて糠床に入れたら骨粗鬆症対策や美容に良い漬物が出来るんじゃない?」と言った。
彼は笑って・・・「そんなん錠剤の中の乳酸菌は死んでいるんです。でないとヨーグルトのように、なんぼでも増やす事が出来るから」
これでまずこの話はつぶれたが、生きたH61株を入手できれば可能ということになる。