ゴールデン・グローブ賞 最優秀監督賞を受賞した、マーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」と有馬温泉観光協会・有馬玩具博物館がタイアップしました。
そして今日、ポスターやチラシが送られてきました。有馬温泉内の施設で配布される予定です。
何故 有馬温泉と「ヒューゴの不思議な発明」とタイアップ?
・・・と疑問を持たれる方は多いと思います。
この映画には“機械人形”が描いたある映画の絵が物語の要になるのです。
“機械人形”と訳されていますが、オート・マタと呼ばれる人形なのです。日本では“からくり人形”と訳されていますが、少し意味合いが違うようです。
有馬玩具博物館の4階のフロアーにお越し頂くとご理解頂けると思うのですが、多くの人形が動く仕組みが見えて、さらにメッセージを伝えるようにできているのです。
でもその様なオート・マタをご覧になられた方は少ないと思います。何故ならばつくる作家が少ないのです。何故少ないかというとオート・マタをつくるのには感性と理数的な考え・・・つまり右脳と左脳を同時に駆使する事が出来る人しかつくれないのです。
生前、西田明夫さんは「ええとこ世界に35人ぐらいだな」と言っていました。
それだけ貴重でマイナーな世界ですが、有馬玩具博物館はおもちゃ博物館と言っていますが、オート・マタの分野では世界一のコレクションと言っても過言ではないのです。
その様な事から映画の配給元から声を掛けられたのです。
有馬温泉全体でタイアップする事で、有馬玩具博物館だけでなく、有馬全体にお越しに、お泊まりにお越し頂こうとしています。
有馬玩具博物館では4月9日ま 「映画「ヒューゴの不思議な発明」公開記念 『ファンタジーとオートマタ展』開催中! です。