土用の丑の日にウナギを食べる事を習慣づけたのは、発明家であり名コピーライターの平賀源内。
無方庵の号を持つ、綿貫宏介先生の付けるコピーは簡潔明瞭素晴らしいと思う。時々難しすぎて、浅才非学の僕についていけない事がある。
先日、「朝晩 麻播 麻の種類は20種類 リネンは凄いのだ・・・・!」という事を書いた。そして試供品用のタオル類を先生に届けた。
「先生、先日のリネン類はいかがでしたか?」と聞くと、「すこぶる良いのに出会った! あのタオルは絶品だ」とお褒めの言葉を頂戴した。
近頃、出会った事のない使い心地の良いタオルだったそうでベタ褒めだった。
「靴下は?」と聞くと先生はコタツから足を出して、実際に履いている様子を見せてくれた。
「しかし・・・良い値だね」との事。確かに高い。
単純に高いのか、価値があって高いのか、先ずはお試し頂かないとどちらかわからない。しかし高いものをシャレで簡単に買って頂ける方は少ない。どうしたものかと考えた。
そこで先生がすらすら書いたのがタイトルの一文。
百聞は一見にしかず。百見は一履(ひとはき)・・・
この履くという字を、食・拭・験・試・臥・寝・読・書・着等の動詞を付ければいろいろに使える。
タオルだったら百見は一拭。
シーツを作れば百見は一臥になる。
まずは良いものを見る目をお持ちの女性を対象にプランをつくろうと思う。
しかし定価ベースでいうと3点で4.000円になってしまう。是非お試し頂きたい。