ホテル花小宿は人と地球にやさしい宿を目指しているのですが、今日机の上をみると一通の手紙と『馬酔木』(あしび)という俳句雑誌が置かれていた。
手紙の方は俳人で娘さん夫婦と宿泊された事があり、今回俳句の先生を招待されてお越しになられました。
さすがに俳人の方らしく簡潔に便せん一枚で書かれ、付箋の部分をご一読とあった。
?有馬温泉
私の足を心配して下さっているKさんから、暖かくなったので温泉にでも如何ですか、行きたい温泉を教えて下さいとあった。四月末だっただろうか有馬温泉に良い宿があったとの連絡を頂いた。小さな日本旅館だが四肢が不自由な方のために設備した浴場、車椅子でも入れるし、スロープ、手摺で浴槽に入り易くなっているという。和室だがベットというのも気に入った。温泉旅館は本当に久しぶり、私はすべてKさんにお任せした。
行って驚いた。考えも及ばない処に気が使われ、食事もおいしい。家族風呂が部屋から数メートルの処にあり夜中も入れる。ホテル花小宿。すっかり気に入った。太閤秀吉が愛した有馬温泉は金泉、銀泉の二つの源泉を持つ名湯でそこそこに秀吉が偲ばれる。
太閤の岩の出湯や青簾 水原春朗
このように喜んでいただけて感謝!
ちなみに今回ご用意させていただいたお部屋をご紹介いたします。
?和風ツインB(バリアフリー)定員2名
ホテル花小宿の1階の一番奥の部屋。「櫟」(いちい)
ベットはリクライニング可能。高さ調整可能。手すりあり。
洗面所は車椅子に対応。広さもあり。
万一の場合に非常口に一番近い部屋
バリアフリータイプの貸切風呂「蔦葉子」(つたばす)
スロープ・手摺・お風呂用の車椅子
ホテル花小宿のバリアフリーは病院のように完璧に障害のある方がご不自由なく滞在できるようには出来ていません。介護される方がしやすいように造られています。
もしお越しいただけるのであれば見学は可能です。見て頂いて納得してご利用頂くのが一番良いと考えています。
見学ご希望の方は御一報ください。 078-904-0281