今の時代なかなか物事はうまく運びません。
だったらその真逆もありかもしれません。
今回開催するのは有馬温泉で図書館をつくろうというものです。
「どこに建設するの?」
・・・いや建物は特別専用には建てないのです。あちこちに本棚を置くのです。
「どんな本があるの?」
本がまったく無いのです。お客様やこられる方に本を寄付していただくのです。
「だったら不要な本がたくさんあるからあげるよ!」
・・・ところが1冊につき50円ほど代金を頂戴するのです。
「え!・・・????」
しかも不要な本というより、寄贈する方が皆に読んでいただきたい本を寄贈してほしいのです。
「・・・・・・・」
とまあこうなると普通の常識とは真逆です。
この考え方は礒井純充さんが提唱してはじまった「まちライブラリー」なのです。
カフェやバー病院等の一角に本棚を置き、立ち寄る人に本を寄贈してもらう。登録すれば誰でも借りられる。
表紙の内側には寄贈者のメッセージカードが挟まれ、読んだ人は感想を書き込める。本が人の縁をむすぶ、アナログなネットワーク構築なのです。
でもこれにフェイスブックなどがかかわります。
どうか有馬温泉にお越しのさいにはお勧めの本を1冊、ご寄贈願えませんでしょうか?