有馬の温泉街に多くの外国人観光客の方々が来られるようになってきました。
今年台湾から日本に来られる方は、昨年比倍増したと言います。
そして変化してきたのは、今まで団体で来られていたのが業界用語で言うFIT(個人旅行客)に代わってきたということです。
団体を受け入れにくかった御所坊グループの宿でしたが、個人客の外国人旅行者が増えてきました。
それはそれでありがたい話ですが、色々な問題も起こります。
日本の風習やマナーの違いが問題の原因で、それを理解してもらう事が必要だと考えています。
また逆に、日本をより知ってもらって楽しんで帰っていただく事も大切です。
その一つの策にWI-FI網の整備が考えられます。
我々日本人もそうですが、知らない土地に行ってWi-Fiが繋がる事は非常にありがたい事です。
自分の居場所がわかる。目的地に行くのにも困らない。レストランや付近の情報を得る事ができる。
インタネットの回線を使用すれば、海外とでも無料通話が出来るし、メールも見れる。
お気に入りの風景や今食べているランチをすぐにアップして、友達に知らせる事ができる。
有ってはならない事だけど、災害や事故の情報を知る事ができるし、公共交通機関の時刻表なども調べる事ができる。
思いつくままにあげましたが、観光地にとってWI-FIを設置する事は、非常に重要だと考えます。
・・・でもどうやって整備をするか!?
① 無料のWi-Fi端末を手に入れて、有馬温泉の各所に設置する。この場合は認証が必要。
② 手を煩わせないのであれば、端末を購入して配る。
③ 神戸市が現在整備をしようとしている計画に乗っかる。これは一番コストがかかる。
色々な考え方が有って、一つでなく多種類で行こうと現在は考えています。
またクラウドを構築する事を考えています。
温泉街内の情報ネットワークが構築できる。会議等の情報共有ができるし、コミュニケーションを増すことにつながる。
また外国人の観光客が増えてくると、色々な言語の案内物が必要になる。
しかし、それらをどんどん印刷するよりは、クラウド上に上げておいて、必要なものをダウンロードしてもらえば良い。
そのような事をこの夏・・・もう始まってしまいましたが、進めようとしています。