有馬の光に映える『茶房 堂加亭』のポルトガルスイーツとガラス工芸

2016年9月30日 レストラン・食事処,

堂加亭看板

有馬里駐車場から温泉寺、御所泉源の辺りをこつこつと散歩。風呂上りには甘いものが食べたくなる。そんな時に立ち寄るべきは、関西でも珍しいポルトガルスイーツのお店『茶房 堂加亭』。

堂加亭内装

中に入ると、意外なほどに余裕ある空間。涼しい風がふわっと通り過ぎていく。この店は元々芸者の髪結い小屋などに使われていた古民家を改修したもの。

堂加亭食事

ちょっぴり辛口なジンジャエールと、とろふわな食感がたまらないセリカイア。疲れが一気に吹き飛んだ。

有馬温泉とポルトガル、実は意外な繋がりがある。

明治期のポルトガル総領事であった作家ヴェンセスラウ・デ・モラエス。日本人の妻を娶るほどに親日家であった彼は、古く深い歴史を持つこの有馬温泉の地をしばしば訪れていたという。

そして、もう一つの見どころがガラス工芸。この店の食器や照明等はほぼすべて豊田さんの作品である。

堂加亭作品1

ポルトガルにてガラス工芸の勉強を行っていた豊田さん。その腕は高く評価されており、関東や九州など遙か遠方から作品を買い求める方もいるという。

ポルトガルの技術による素晴らしい品質で、本格的なポルトガル料理をいただく。他の観光地ではなかなかできないことだろう。

堂加亭作品2

そんな豊田さん、他のアーティストとの関係も深い。

例えば、昭和31年リスボンへと留学を行い、15年近くヨーロッパでアートを学んだ、世界的なデザイナーの綿貫宏介さん。旅館『陶泉 御所坊』の看板や、この『有馬里』サイトのタイトルデザインなど、有馬温泉との結びつきは強い。

綿貫さんは、豊田さんにポルトガル遊学時代の知人を紹介するなどして影ながらその活動を応援していたという。有馬という地には、創作者を結びつける風土のようなものがあるのかもしれない。

堂加亭作品3

夕日に照らされた豊田さんの作品には、確かに人を魅了する力が感じられた。そしてまた、ポルトガルや他の国々の文化をも取り込む、有馬温泉の深さを知ることができた。

 

施設名  茶房 堂加亭
住所   〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1176
神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩7分
有馬里駐車場から徒歩10分
営業時間 10:30~17:00
定休日  金曜日

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