湯に浸かりつつ眺める、咲き誇る幻想的な糸桜・・・・というキャッチフレーズで 春の桜の季節の 陶泉 御所坊をとりあげて頂いています。
この取材で一番印象的だった事があります。
記事の左側に2段の写真が掲載されています。上の方は温泉から御所坊の前にある善福寺の糸桜を眺める写真。夜はライトアップされますので本当に幻想的です。そして何よりもこの糸桜は『神戸名木100選』に選ばれている桜です。
この桜も老木なのですが、写真の下の段。翠巒御坊の客室の一つから眺める中庭の桜です。写真通り少しボリュームが足らない・・・・
この写真を撮られた写真家の方は全国の桜を撮り歩いておられます。それでうちの桜が「弱っている」という指摘をして下さいました。
早速、樹木医さんに来て頂いて治療をして頂きました。害虫の駆除と中庭に偲豊庵を建設した為に桜の根元にたくさん雨水が入るようになっていて、根が弱って来ていたそうです。水の流れの通りをつくり桜は回復しました。
現在、下記のようにこの老木は元気になっています。
有馬温泉の桜の季節はおおむね4月10日ごろ