明石焼きとは

明石焼きの由来には二つの説があります。

１つ目は江戸の鼈甲細工職人が卵白を接着剤替わりに使った事で

副産物として出た卵黄の再利用であったという説と

２つ目は明石の殿様に献上したお菓子の副産物として出た卵白を

再利用したという説です。

有馬十八番のこだわり

有馬十八番の明石焼きはしっかりと味の当たりを楽しめるよう、味や香りのインパクトが違う複数の出汁を独自に配合した生地に合わせています。
また、蛸の扱いは明石焼きの味を大きく変えてしまうため、淡路の岩屋の漁師から直接仕入れ、それを店主自ら茹で上げます。
付け出汁には昆布出汁だけでなくカツオ出汁を加え、で口に入れた時の旨味がはっきりと感じられるようにしています。

有馬温泉に訪れたならば、有馬焼きは是非食べて頂きたい。
有馬温泉老舗味「山椒の白醤油煮」を蛸と共に入れたことで、山椒のフルーティな風味が明石焼き全体から香ります。
そのままで十分豊かな味わいを持っているので、岩塩か出汁で召し上がってもらうことが一層風味の引き立つ食べ方です。
ゆず塩をかけるとまた違った味を楽しむことができます。山椒と柑橘の香は合いますからね。勿論ソースで食べたり、ソースを付けて出汁に潜らせたりと、好みの食べ方で味を変えて楽しんで貰いたい。